源泉徴収とは、給与などを支払う人(会社等)や、配当金や売却益を支払う証券会社等が、私たちに支払いをする際に、税金をあらかじめ差し引くことをいいます。
みなさんが得たお給料や株式などの配当金・売却益は所得となり、その所得の一部は税金として支払わなければなりません。
本来は所得を得た本人が税金の計算や申告・納付を行う必要があります。
しかし、この源泉徴収という仕組みがあると、税金の計算や申告・納付を事業者側で行ってくれるため、税金を差し引いた残りの金額がみなさんに支払われます。
個人にとっては税金の計算や申告をする手間が無くなりますし、国にとっても”確実に税金を徴収できる”という意味で双方にメリットのある税金の徴収方法といえます。
まる
そのぶん、会社や証券会社は大変なんだけどね~。感謝感謝~♪
源泉徴収をしてもらうには??
会社から受け取るお給料や賞与は自動的に源泉徴収となりますので、みなさんが何かする必要はありません。
一方で、株式などの売却益を源泉徴収してもらうためには、証券会社等の口座を特定口座(源泉徴収あり)にする必要があります。
証券会社の口座の種類に関しては下記ページを参照下さい。

給与所得者でも確定申告が必要になる場合
会社から受け取るお給料からは税金が源泉徴収されていますので、通常はみなさんが税金の申告(確定申告)をする必要はありません。
しかし、次の場合には給与所得者でも確定申告が必要になります。
