他の所得と合算して所得税を計算するものを総合課税。
他の所得と合算せずにその所得単体で所得税を計算するものを分離課税。
といいます。
所得は10種類に分類され、10種類それぞれの所得の金額を計算します。
その後に他の所得金額と合算をした上で所得税の税率をかけて所得税額を求めるものが総合課税となります。
分離課税は他の所得金額とは合算せずにその所得単体で所得税の税率をかけて所得税額を求めます。

分離課税はさらに、所得を得た人が自分で税額を申告するタイプの申告分離課税と、所得から税額が天引きされる源泉分離課税に分かれます。

源泉分離課税は確定申告が不要なので”申告不要制度”と呼ばれたりもします。
まる
源泉分離課税は預金の利息などをイメージしてみてね!!
預金の利息は自分で税金を払っていないし、確定申告もしていないよね。
これは預金の利息が支払われるときに税金分が源泉徴収されているからだよね♪
総合課税か分離課税かは所得の種類で決まる
まなぶくん
でも、その総合課税と分離課税っていうのはどうやって決めればいいの!?自分で勝手に好きな方を選んでいいのかな??
まる
“所得”はその性質により10種類に分類されているんだ♪この所得の種類ごとに総合課税・分離課税のどちらになるかが決まっているんだよ♪
