税金について学ぶ

一時所得

今回は10種類の所得のうちの1つである一時所得について詳しく見ていきましょう。

一時所得以外の所得の説明は下記をご参照ください。

10種類の所得 個別解説ページ

各所得ごとに個別ページで詳しく説明しております。

一時所得とは   

一時所得とは、一時的な性質の所得で、労働や資産の譲渡による対価ではないものをいいます。

主な一時所得には次のようなものがあります。

まる

一時所得でも、宝くじの当選金は非課税になるんだよ♪

◎ 宝くじの当選金が非課税になる理由 ◎

競馬や競輪・パチンコ等で得た利益は一時所得として税金がかかるのに、どうして宝くじの当選金だけは非課税なのでしょうか?

その理由は、宝くじは購入金額にすでに税金が含まれているからなんです。

実は、宝くじは購入金額のうち約40%が税金として差し引かれ、販売元の各自治体に収められています。

1口300円の宝くじだと約120円分は税金として支払っていることになるんですね^^;

ここでみなさんに気が付いてほしい事があります!!

そもそも、税金って本来は利益が出た時にその利益に対してかかるものですよね!?

でも、宝くじの場合は、購入した時点で40%の税金を支払っているから・・・・・・。

そうです。宝くじが外れた人、つまり利益が出ていない人も税金を支払っていることになるんです!!

一時所得の計算

一時所得には最高50万円の特別控除があります。

なので、1年間の一時所得の金額が50万円までの場合は税金はかかりません。

さらに、一時所得には所得金額を1/2に出来る優遇措置があります。

それでは、一時所得の計算例を見てみましょう。

一時所得の課税方法

一時所得は他の所得と合算する総合課税になります。