住民税の金額は『均等割』と『所得割』の合計で決まります。
均等割とは、所得の金額に関わらず全員に一律の金額が課税される住民税のことです。
均等割の金額はおおよそ5,000円〜6,000円(自治体によって異なる)になります。
例えば東京23区の場合の均等割は、次のようになります。
都民税1,500円+市町民税3,500円=5,000円
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『均等割』は自治体によって多少金額がことなるんだけど、どこの自治体でも大体“5,000円前後”と覚えておいてね♪
所得割とは、所得の金額に応じて課税される住民税のことです。
所得金額から所得控除を差し引いた“課税所得金額”の10%が住民税の所得割の金額になります。

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所得税は所得の金額が多くなるほど税率も高くなるんだけど、住民税の所得割は、所得の大小にかかわらず税率は一律10%なんだよ♪
今回は、所得の金額に応じて課税される住民税である、所得割の求め方について一緒にみていきましょう。
住民税(所得割)の求め方
住民税(所得割)の求め方は所得税の求め方とほとんどが同じです。
▶▶”所得税の求め方”についてはこちら
しかし、2点ほど所得税の求め方と異なる箇所があります。
◎ 所得税の求め方と異なる点◎
- 所得控除の金額
住民税も所得税と同様に所得控除がありますが、住民税の所得控除は所得税の所得控除と比べて控除額が少ないものが多くなっています。 - 税率
所得税は所得金額が多くなるほど税率が高くなりますが、住民税(所得割)は所得金額の大小にかかわらず税率は一律で10%になります。
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次は実際にどのように住民税の所得割が計算されるのかを見てみようね♪
住民税(所得割)の求め方 【5ステップ】
住民税の所得割は次の5ステップで求めることができます。
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各ステップごとの説明欄をクリックすると詳細ページにジャンプするよ♪





